今回は、ダンクラ「Disco Nights」のヒットでおなじみのグループ「ジー・キュー(GQ)」から…
サード・アルバムの「フェイス・トゥー・フェイス」(1981年)をレビューします。
GQ「FACE TO FACE」
では、GQの「FACE TO FACE」について語ってゆきますね。
サウンド効果
なんか気分いいなぁ~
関係ないけど、六本木の「ディスコ・リージェンシー」の話
ボクの持っているこのGQのレコードは、なぜか「NASA・サンバクラブ・リージェンシー」のシールが貼ってあります。
おそらく、新宿のディスコ「サンバクラブ・リージェンシー」が店を閉めた時、DJブースから流出したんでしょう。
それをボクが「中古レコード屋」で偶然手に入れたってわけ。
六本木の一等地「ロアビル」13階
「リージェンシー」と言えば、どちらかと言うと、新宿ではなく六本木にあった「ディスコ・リージェンシー」を思い出してしまうんですよね。
ボクが知ってる「リージェンシー」は、80年代の終わりごろ。
六本木の一等地、ロアビル13階にあり、とても広くて賑わっていたディスコでした。
当時、ボクは先輩IWさんに連れられて、「リージェンシー」やら「ギゼー」やらの歴史あるディスコに遊びにいったものです。
というか、単なるお供だったんだけどね…
この話は長くなるので、またの機会にでも書こうと思います。
GQの「Shake」は、メロウでグッド!
さて、GQですけど、彼らの大ヒットは、やはり「Disco Nights (Rock-Freak)」でしょう。
これね(^ ^)
でも今回は、その2年後に発売された3枚目のアルバム「Face To Face 」をじっくりと聴いてみました。
これが、なかなかいいんです~。
爽やか、軽やかで…。
特に「Shake」はライトな感じがGOOD!!
GQ「Shake」!
なかなか爽やかなFUNKです。
GQ「FACE TO FACE」印象に残った曲
では、「FACE TO FACE」で、印象に残った曲をピックアップします。
Shake
当アルバムの一押しダンクラ!
キレのいいリズムギターと軽やかなメロディー。
思わず踊らずにはいられないメロウ・ダンサー!
この曲、福山市のディスコ「フラミンゴ」でもかかってました。
「Delegation」みたいに、ライトでAORっぽいダンスナンバー!
最高です。
Shy Baby
これもやはり、ノリのいいライトなダンスナンバー。
何とも言えない「爽やかなグルーブ」を生み出しています。
こういう曲はちょっと貴重なんですね~。
I Love (the Skin You’re In)
どことなく郷愁ただようAORナンバー。
ブラコンとAORの中間にある感じですね。
こういうのを「アーバン・メロウ」って言うんですかね。
コーラスワークも”力み”がなくて非常にGOOD。
Boogie Shoogie Feelin’
楽しい感じのアップナンバー。
自然とノッてきてしまいます。
屈託なくていいなあ~。
Dark Side Of The Sun
こちらはスローナンバーですが、なかなか雰囲気があって良いですよ。
ボーカルがムリせず「自然な感じ」でリラックスできるね。
「Disco Nights 」もいいけど、「Face To Face」も好盤!
このGQの「Face To Face 」…全体を通して、何かイイ感じになるアルバムです。
大ヒット曲が入ってるわけじゃないけれど、なんかこれを聴くと、いつのまにかイヤなことを忘れちゃう…
そんな、爽やかな好盤だと思いますよ。
GQは「Disco Nights 」もいいけれど、「Face To Face」もチェックしてみてはどうでしょう?