本日は、Tears for fears(ティアーズ・フォー・フィアーズ)のヒットアルバム「Songs From the Big Chair」(1984年)をレビューします。

ご存じ「シャウト」や「ルール・ザ・ワールド」!

…などのビッグ・ヒットが入ってる名盤レコードです。

Tears for fears「Shout」「Everybody Wants to Rule the World」

ティアーズ・フォー・フィアーズ「Songs From the Big Chair」は、どんなアルバムでしょうか?

語ってゆきますね。

サウンド効果

パワーギャル

神聖な気持ちになってくる

1984年のディスコって…

いやあ~なつかしいです。

1984年と言ったら、ボクがまだ20才の頃。

大学に行って、ウロウロと自分探しをしていた頃です。

当時は、六本木のディスコ「スタジオワン」とか新宿のディスコ「GBラビッツ」なんかに入り浸っていました。

「ゼノン」の事件をキッカケに、取り締まりが厳しく…

しかし、この頃、ディスコ業界にも陰りが見えはじめた頃じゃなかったですか?

ディスコ「ゼノン?」で女子●●生●人事件なんてものがあって、当時は大変な騒ぎになりましたよね。

それで、ディスコに対する批判が強くなってきたように思います。

世論的には

「ディスコなんていかがわしい所はちゃんと取り締まれ!」

…なんて感じだったんだろうと思います。

当局にしても、朝までドンチャン騒ぎしてるディスコを苦々しく思っていたんではないでしょうか?

ディスコ・キッズ

その後、「風俗営業法」ができて、ディスコは夜12時までしか営業できなくなっちゃいました(〃´o`)=3

ビッグヒット 「Shout」「Everybody Wants to Rule the World」

この「Tears for fears」は、ちょうどそんな時期にリリースされたんですね。

「Shout」と「Everybody Wants to Rule the World」は、誰しもが一度は耳にしたことがあるんじゃないですか?

それくらい流行ったんですよね。

もしかしたら、この曲…経済発展でウかれてた世界を啓蒙する役目があったかも🥹

踊れるわけじゃないけど、凄く名盤!

でも、「Shout」や「Everybody Wants to Rule the World」…

ディスコではあまり聴いた記憶がないです。

たいていラジオとか、MIXテープなんかで聴いていたような気がします。

ディスコでかからなかったって言うのも…まあ、このアルバム自体、踊れるわけじゃないんですよね。

「神聖な気持ち」になってくる

とは言え、このTears for fearsのアルバム「Songs From the Big Chair」…誰もが認める名盤なんです。

すごく音がいいし、アルバム構成もよくできてる。

そして一曲一曲が音のシャワーを浴びている感じ?…非常に気持ち良いんです。

荘厳で「神聖な気持ち」になってくるんですよね。

まるで「聖歌」を聴いているように。

「Songs From the Big Chair」ヒット曲レビュー

では、このアルバムのヒットソングを解説します。

SHOUT

「Shout, shout, let it all out」

「these are the things I can do without .Come on, 」

「I’m talking to you, come on 」

このフレーズが呪文のように繰り返されて、ハマってしまいます。

ボクはあまり英語に詳しい方じゃないんですが、

「叫べ!叫べ!全部吐き出せ!そんなものなくたって構わないんだ!カムオン!君に言ってるんだぜ?さあ!」

…みたいな事を言ってるみたい。

まあ、歌詞を読んでいると、非常に深くこの社会を洞察していることがわかります。

この狂った社会を維持するため、魂を売ってただただド●イのように働かされている…

そんな我々への問いかけなのかもしれません。

EVERYBODY WANTS TO RULE THE WORLD(ルール・ザ・ワールド)

「EVERYBODY WANTS TO RULE THE WORLD~♪」…

このフレーズ 「誰もがこの世を支配したがる」が、スキップしてるみたいに気持ちイイんですよね~。

「Welcome to your life, There’s no turning back, Even while we sleep ,We will find you, 」

「acting on your best behavior ,Turn your back on Mother Nature, Everybody wants to rule the world.」

「ウェルカム、君の人生へようこそ。 もう戻れないんだぜ。 寝ている時でさえも良い子チャンを演じるしかないのさ。」

「母なる自然に背を向けて…。(なぜかって?)そうさ。誰もがこの世を支配したがるからさ。」

…こんな意味みたいです。

ティアーズ・フォー・フィアーズって、ポップなメロディーに、とても意味深な歌詞を載っけてると思うんですよ。

まとめ

そんなわけで、Tears for fears「Songs From the Big Chair」…

こんな時代だからこそ、皆で歌いたい曲だと思うんです。

「叫べ!叫べ!全部吐き出せ!そんなものなくたって構わないんだ!」