本日は、SEAWIND「What Cha Doin’」(1980年)をレビューします。
シーウィンドは、70~80年代にかけて活躍したハワイのフュージョン系グループです。
SEAWIND「What Cha Doin’」
では、SEAWIND「What Cha Doin’」について語ってゆきますね。
サウンド効果

ピュアな心がよみがえる
先輩DJから伝授!SEAWINDの「What Cha Doin’」!
ボクがこの「SEAWIND(シーウィンド)」を知ったのは、六本木のディスコ「queue」でのこと。
先輩のTOSHIさんが、何かというと「What Cha Doin’」をかけてたんですよ。
TOSHIさんは、新宿の東亜会館のカンタベリーハウスなんかで古くからDJをやってた人なんだけど、
時々「こんなの聞いたことないよ~」っていうようなカッコイイ曲をかけるんですよね。
やはり70年代からDJをやってる人は、「すごい曲」を知ってるんですね…。
力強さを感じる名曲!
そんなわけで、「SEAWIND」を知ったボクなんですが、
この「What Cha Doin’」…
- ファンクでもない
- ディスコでもない
- ロックでもない
- ラテンでもない
…不思議な曲だな~って思ってたものデス。
でも、なんだか「明るい力強さ」を感じて、いつのまにか、自分でも「What Cha Doin’」を使うようになってきたんですよね。
まあ「使う」と言っても、当時のボクはウェイターをしながらDJの見習いをしていたので、自分用のMIXテープを作ったりしてただけなんですけど…(*´Д`)=3

「ホワッチャ・ドゥーイン」
ポーリンがノッてます!
アルバム「SEAWIND」…名盤(#^^#)
さて、今回、「SEAWIND」のアルバムをじっくり聴きこんでみたわけですが…
いやあ~名盤ですねえ。
「南の海のパワー」を感じる!
ジャンルとしてはフュージョン・AORなんだけど、「南の海のパワー」を感じますね~(*´Д`)=3
熱く、切なく、盛り上がります。
…そして、アルバムを聴き終わったあと、
なんとも「ピュアな気持ち」になっている自分に気づきます(///ω///)♪
「The Two Of Us」にも感動
あと、なによりいいなって思うのは、作曲の ボブ・ウィルソンやケン・ワイルド。
…「いいフュージョンを作るな~」って感動します。

Seawind 「The Two Of Us」
ジーンときますね。
このアルバムを聴いていると、
- 波が打ち寄せる力強い海
- 誰もいない夕暮れの海
- 朝焼けに輝く海
…まるで、本当に海辺にたたずんでいるように感じますね。
SEAWIND!今でもファンが多いらしい
「SEAWIND」は、演奏もムチャかっこいい。
ドラム、ホーン、ボーカルが一体となって、実にいいグルーブを醸し出してます。
実は「SEAWIND」は、70年代にちょっとしたセンセーションを巻き起こしたバンドらしいです。
- ドラムのボブ・ウィルソン
- ボーカルのポーリン・ウィルソン(Pauline Wilson)
- ホーン・セクション
…彼らが繰り出す「マジック・サウンド」が、たくさんの人々を魅了し、今でもファンが多いらしい。
ポーリン・ウィルソン
確かに、ボーカルのポーリン・ウィルソンはパンチがあって、情感たっぷり、そして爽やかで切なくて…いい歌い手だなって思います!(^^)!
※その後ジョージ・ベンソンとデュエットしたり、ソロ・アルバムを出したりしてます

可愛いらしい女性ですよね…
プロデュースはジョージ・デューク!SEAWIND「海鳥」名盤かも!
あっ、そうそう…
このアルバムは、フュージョンの奇才と言われている「ジョージ・デューク」がプロデュースしています。
いい仕事しますね~。
今聴いても、まったく色あせないチカラがありますよ。
…というわけで、このSEAWIND「海鳥」!
フュージョン系が好きなら、おすすめの名盤です。