本日は「ミッドナイト・スター」の「ビクトリー」をレビューします。

「Midnight Star」って真夜中のスター?・・・う~ん、名前の由来はわからないんです。でも、DJやダンクラ好きの方なら、80年代の懐かしい「FUNKバンド」だってわかってもらえますよね?

 

Victory

MIDNIGHT STAR「VICTORY」1982年

MIDNIGHT STAR「VICTORY」

サウンド効果

ファンキーギャル

80sの切ない想い

アナログFUNK!?ミッドナイト・スター「ビクトリー」!

ミッドナイト・スターと言えば、DISCO通の人は「フリーク・ア・ゾイド」とか「ノー・パーキング・オン・ザ・ダンス・フロア」 とか「オペレーター」などを思い出すんじゃないかな?

もちろん、これらは大ヒット・ダンスナンバーなんだけど、ボクにとってはちょっとエレクトリック色が強すぎるんですよ・・・。だから、音にタメがなく単調に感じてしまって、最後まで聴き通すのがつらかったりするんですよね。

でも、この「VICTORY」は、Midnight Starがまだ、エレクトリック・ファンクに染まる前のアナログ演奏ファンクなんですよね。そのため、音に厚みとタメがあって、ダンスナンバーがとてもノレちゃうんです。

特にB-1の「Hot Spot」は、ブーツィー・コリンズが参加してることもあって、パーティー気分で踊りまくれます。ほかのダンスナンバーもなかなかグッドでご機嫌なアルバムですよ。

 

ミッドナイト・スター 「ホット・スポット」・・・熱いアソコ?って意味?

実はスロー・ナンバーが凄く切ない!

しかし、このアルバムを何度も聴いていると、ミッドナイト・スターの個性は「ダンス・ナンバー」よりも「スロー」にあるのかも?と思うようになってくるんですよね~。

後のアルバムに収録されている「Slow Jam」や「Curious」などのスロー・ナンバーが大人気なのもうなずけます。ボクも当時は大好きだったんですが、やはり、ミッドナイト・スターのスローは強烈な個性があるんですよね。

このアルバム「ビクトリー」も「Move Me」と「Be with You」のスローが余りに切ない・・・。だから、ダンスナンバーの「明るさ」をスローの「切なさ」が上回ってしまうんですよね。その結果、80年代という時代の切なさ・寂しさを感じさせてくれる「波動」のアルバムになっている・・・と鑑定しました。

「ミッドナイト・スター」のスローを聴くと「80s」の切なさを感じる!?

80年代はご存じ\バブル景気/がやってくる時代なんですけど、世の中が豊かにそして便利になってきたのと引き替えに、家族を始めとする「人間関係」がどんどん希薄になり、人と人とのつながりが感じられなくなってきた時代だと思うんですよね。

男女関係でも、心からの結びつきがなくなって、一時の「遊びの関係」が多くなってきちゃったんじゃないかな?・・・これって寂しいですよね? そんな「切なさ」「寂しさ」が感じられ始めた時代が80年代なのではないかな?って思うんですよ。

ボクは、ミッドナイト・スターのスローを聴くと、そんな80年代特有の切ない想いを感じるんですよね・・・。

ミッドナイト・スター「VICTORY」!80年代の良質なファンク・ナンバーと珠玉のスロー満載!

当アルバム「ミッドナイト・スター」の「VICTORY」は、

  • 「Victory」
  • 「Strike a Match 」
  • 「Hot Spot」
  • 「You Can’t Stop Me」

・・・などなど、80年代の良質なファンク・ナンバーがてんこ盛り!

そして、珠玉のスロー「Move Me」「Be with You」が、80s特有のなんとも寂しく切ない気持ちにさせてくれます。