本日はSyreeta Wright(シリータ・ライト)の1980年のアルバム…
「Syreeta」をレビューしますね。
思わずホロリとしてしまう、名曲「One More Time For Love」が収録されてます( ;∀;)
Syreeta Wright「One More Time For Love」
Syreeta Wright(シリータ・ライト )はアメリカのソウルシンガーです。
- モータウンで活動していた時に、スティーヴィー・ワンダーと出会い結婚。
- 1972年にスティーヴィーのプロデュースによりデビュー。
- しかし、その後すぐ離婚。
- 2004年心不全で逝去。
…という経過をたどっています。
では、シリータの「One More Time For Love」は、どんなアルバムでしょうか?
こんな人にオススメ
Syreeta Wright「One More Time For Love」はこんな人にオススメです。
- 素朴なレコードが欲しい
- キレイな声の女性ボーカルを聴きたい
- デュエットの曲が好き
サウンド効果
このアルバムの醸し出す雰囲気は…
可憐!
シリータ・ライトはスティービーの元奥さん
シリータはスティービー・ワンダーの元奥さんだったんですね。
だから、このアルバムには、
- Blame It On The Sun
- Signed, Sealed, Delivered I’m Yours
…などのスティービーのヒット曲のカバーが入ってます。
デュエット「One More Time For Love」が秀逸!
でも、何といっても、このアルバムの真骨頂は…
Billy Prestonとのデュエット「One More Time For Love」でしょう。
こんな、切なくて可憐な気持ちになるスローは、なかなかないのでは?
Billy Preston & Syreeta「One More Time For Love」
もう、涙出そう!
「Syreeta」各曲
アルバム「Syreeta」には、ファンクはほとんどありません。
ですが、それぞれ聴きどころがあって気に入ってます。
Blame It On The Sun
すごく情感が刺激される…
You Bring Out The Love In Me
ギターがかっこいいファンク!
ベースもブイブイ言ってますよ。
とってもFUNKYですよね。
Please Stay (Duet With Billy Preston)
Signed, Sealed, Delivered (I’M Yours)
Dance For Me Children
He’s Gone
ドゥーワップ・グループThe Chantels(シャンテルズ)の1957年のヒットカバー。
力強く、素朴です。
One More Time For Love
…そして、最後の締めは「One More Time For Love」
珠玉のスローです。
どうにもならない「失恋」を、シリータとビリー・プレストンがしっとりと歌い上げます。
可憐なシンガーです
Syreetaの歌声には「自己主張」がまったくない。
ほんとうにキレイな声ですね。
まるで、野に咲く「一輪の花」のように可憐なシンガーだと思います。
…スティービーは、このような素敵な女性とどうして離婚してしまったのでしょう?
そして、若くしての逝去。
ほんとうに残念です。
音楽配信サービス
「Syreeta」は、中古レコードやCDでも販売されています。
音楽アプリでは、このアルバムの配信はないようです。
(2021年8月現在)
音楽配信サービス | |
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Amazon Music Unlimited | 配信なし |
Spotify | 配信なし |
Apple Music | 配信なし |
「One More Time For Love」涙が出そうになる名曲
というわけで、アルバム「Syreeta」!なかなか聴きどころがあります。
そして「One More Time For Love」!
思わず口ずさんでしまって、涙が出そうになる名曲です( ;∀;)
誰もが持っているであろう「恋愛の痛み」を、シリータの可憐な歌声がやさしく包んでくれます。
…ただただ「聴いてみてほしい」
そんな名曲です。