Kさんがナンパしたギャル(保険をかけて2組キープ)

…いったい、どうなるのだろうか?

ディスコの営業が終わり、ボクとKさんは六本木アマンドに向かった。

朝5時頃だったろうか?

「よーし、Y君、今からギャルを呼んでくるから、待ってたまえ。」

Kさんは、アマンドの中にズンズン入って行く。

1組目のギャル…いない

ところが、それらしいギャルはいないようだ。

「あの~2人づれの女の子いませんでした?」

Kさんは、ウェイターにすがるように聞いていたが、あまりしつこくしたので、最後はシカトされてたみたい。

やっぱり…こんなことだと思ったよ。

ボクは、あきれるとともに、ホッとした。

「こんなおバカなナンパがうまくゆかなくて良かった。」って思った。

2組目のギャルは?

六本木の交差点は、朝日が昇りかけている。

「これだから、最近のギャルは信用できないんだよ。」

「なっ!保険をかけておいて良かっただろ?」

Kさんは、ぶつくさ文句を言いつつ、2組目のギャルを待たせている喫茶店「グレコ」に向かった。

六本木の喫茶店グレコで玉砕

グレコって、マイアミって喫茶店のグループ店らしい。

「ちわ~」

「お~K!どうしたんだ?」

でかいガタイのマスターが出てきた。

…どうやら、知り合いらしい。

「いやあ~マスター、ギャル2人待たせてるんだけど~」

「あ~?誰もいねえよ」

「えーっ、そんなはずは…」

「そんなはずって、客だれもいねえもん」

Kさんは、喫茶店のボックス席をウロウロするが、確かに客は誰もいない。

スッポカされの常習犯!?

「Kちゃん、またスッポカされたの~?」

バイトらしきウェイトレスが笑っている。

どうやら、Kさんはスッポカされの常習犯らしい。

「いやぁ、こんどこそ大丈夫と思ったんだけどな~」

「まいったな、あのギャル!」

「Y君、これも勉強だよ勉強!」

…など、Kさんは言い訳してたが、

ボクは

「やっぱり、こういう結末かよ」

…と、冷めた気持ちになっていた。

(続く)