今日は、当時勤めたディスコを思い出しながら、
「ディスコのウェイターの仕事」を振り返ってみたいと思います。
最初に勤めたディスコは「ガキんちょ」ばっか!
ディスコって…大人の社交場かと思ってました。
しかし、ボクが勤めていた「ペントハウス9」は、いわゆるガキんちょばかり集まるディスコだったのです。
「マハラジャ」とか「キング&クイーン」などのアダルトなディスコとはぜんぜん違います。
従業員もガキならお客さんもガキだらけ。
10代の子とか、家出娘とか、「どーみても高校生?」みたいなのがいっぱい来てました。
そんな中で、イケメンのマイケルとか、ジャーニーズ系のRとかが、スマイルを振りまきながら、きらびやかにカクテルを運んできたりするわけだから…もうタイヘン。
もう、彼らイケメンはモテまくりデスヨ。
「派手な演出」で、ギャルの気を引くウェイター
カクテルには「ブルーハワイ」なんていう、コバルトブルーのトロピカルドリンクがあったんです。
で、これをオーダーされると「特殊な演出」をしてたんですよ。
どんなのかって言うと、火のついた花火を、まるでバラのように口にくわえて、お客さんのテーブルまで行くんです。
そして、テーブルの上で、カクテルに添えてあるパイナップルに、その花火を刺すんです。
今から考えると、そんな火花が飛び散ってるドリンクをお客さんの前に出したら、
…って心配になっちゃいます。
でも、当時は、そんなことゼンゼン気にならなかったんですよね。
これをすると、ギャルたちからスゴく喜ばれました。
でも、よくこんなこと、ハズかしくもなくできたなあ~…って今は思う。
「金ピカファッション」でギャルの目をひく
で、ボクが勤めてたディスコの格好といったら、ピッカピカの「金色ファッション」。
当時は吉川晃司とかが流行ってて、ウェイターも化粧したりしてたんですよ。
ド派手に化粧して、ゴールドの宇宙服みたいなの着て…
「六本木でそんなコッテコテなヤツはいねえよ!」
って、今となっては思うんですが、当時はそんなので良かったんですね~。
なんかもう…ほんとにおおらかな時代ですよ。
で、ダンスホールが盛り上がってくると、ウェイターの中で人気のある野郎たちがお立ち台にのって踊りまくるんです。
これがコギャルには大受け。
…もちろん大人の客は眉をひそめてましたよ。
やっぱり男の踊りなんざ見たかあないですよね。
ボクも思ってましたよ…
「ケッ!コイツらチャラチャラしやがって(;^ω^)」
って(ゴメン)。
ボクは1987年~1991年頃まで、六本木のディスコ業界で働いていました。 当初はダンサーになるために、大学をやめ、ディスコでアルバイトを始めたんです。 でも、そのうちダンサーになる夢はコロ~ッと忘れてしまい、正社員にな …