本日は、キャリー・ルーカスの「シンプリー・キャリー」をレビューします。

ダンス・クラシック「I Gotta Keep Dancin’」が収録されてますヨ!

 

Simple Carrie

Carrie Lucas「Simply Carrie」1977年

Carrie Lucas「Simply Carrie」

サウンド効果

オバチャン

なつかしい心がよみがえる

不思議と懐かしい気持ちになる「シンプリー・キャリー」!

古めかしいというか何というか・・・写真で言えばカラーではなく白黒の世界と言うか・・・まるで幼稚園のころに回帰したような気分になる不思議なアルバムです。

キャリーの、まるで胎内にいるかのような錯覚を覚えさせるリラックスフルな声・・・、そしてアルバム全体に流れるゆったりとしたリズム・・・なんだか「こんなゆったりとした時間が流れてる時代があったなあ~」と思わず懐かしい気持ちになってしまいます。

 「I Gotta Keep Dancin’」との出会い

さて、ボクがキャリー・ルーカスを知ったのは高校生の頃だから1980年頃でしょうか?

広島県福山市のディスコ「フラミンゴ」で、当アルバムのA-1にある「I Gotta Keep Dancin’(アイ・ガッタ・キープ・ダンシン)」を聴いたのがきっかけです。

ちょっと古くさい音作りなんだけど・・・でも思わずサビの部分をハモらずにはいられない!そんなメロウな盛り上がりがとっても印象に残っていたんですよね。

で、実際にディスコやクラブでDJをするようになった時、先輩DJ(ユタカさんだったかな?)がこの曲をかけたことがあって、はじめてコレがキャリー・ルーカスの曲だったと知ったわけです。

ずっと心に残っていた曲だったのでやっと出会えてとても嬉しかったですよ。

珍しい!「アイ・ガッタ・キープ・ダンシン」のソウル・トレイン!

キャリー・ルーカスって、SOLARレーベルのオーナーの奥方だったの!

このアルバムはキャリー・ルーカスのファーストアルバムなんですよネ。

当時無名の歌手だったキャリー・ルーカスですが、このアルバム「Simply Carrie」の中から「I Gotta Keep Dancin’」がヒットし、79年の「Dance With You」もディスコでヒットします。

そして、あれ?この方・・・SOLARレーベルのオーナーであるディック・グリフィーの奥方の地位を射止めていたんですね~・・・いつのまに。

まあ、キャリー・ルーカスは声も甘く魅力的ですが、やはり存在自体が魅力のある女性だったということなんでしょうね。

「Simply Carrie」・・・ゆったりと憩える名盤ですよ!

さてサウンドですが

  • 「I Gotta Keep Dancin’」・・・当時を知る人だけでなく、今もダンス・クラッシックとして親しまれてる名曲。胸に迫るバイオリンの音が実にイイんです。
  • 「Me For You」・・・思わずホロリとさせられる魅惑のスロー。キャリーの声がひたすら甘くスゥイートです。
  • 「Tender」・・・まるで胎内にいるよう・・・。そんな安らかで懐かしい気持ちにさせられる不思議なスロー。
  • 「I’ll Close Loves Door」・・・ちょっとジャズっぽい感じのメロウ&ウォームハートなミディアムナンバー。思わず気持ちよくなってしまいます。

・・・などなどなど、充実しています。ソウル・トレイン・レーベルさん気合いが入ってますヨ。

キャリー・ルーカスの「シンプリー・キャリー」。決してダンス・ナンバーが充実しているわけではないし、古くさく感じる方もいるかもしれません。

・・・でもコレ、ゆったりとした時間の中に憩えるちょっと不思議なアルバムですよ。