本日は、Chuck Mangioneのベストセラー・アルバム…
「Fun And Games」(1980年)をレビューします。
Chuck Mangione「Fun And Games」
では、チャック・マンジョーネ「Fun And Games」について、語ってゆきますね。
サウンド効果
今日も精一杯頑張った!これから楽しく遊ぼうぜー!
ボクの愛聴盤「Fun And Games」!
チャック・マンジョーネは、アメリカのトランペット、フリューゲルホルン奏者です。
実を言うと
- ハープ・アルバート
- トム・ブラウン
- ニニ・ロッソ
…は知っていたんですけど、
チャック・マンジョーネに関しては、ディスコ「Queue(キュー)」に勤めるまで知らなかったです。
でも、チャック・マンジョーネのアルバムを聴き続けてると「リラックスして、新鮮な気持ちになるな~」って思ったんです。
だから、この「Fun And Games」はボクの愛聴盤の一枚になってます。
楽器はフリューゲルホルン
ちなみに、チャック・マンジョーネが吹いているのはフリューゲルホルン。
トランペットより、太く豊かでやわらかい音がするらしいです。
確かにトランペットと比べると、なんとも暖かい音色ですよね。
「Give it all you got」は、1980年冬季オリンピックのテーマ曲
このアルバム「Fun And Games」は、全米ジャズLPチャートのTOPにランクインされてます。
また「Give it all you got」は、1980年の冬季オリンピックのテーマ曲でした。
邦題は「栄光をめざして」。
なんでも、「今までの厳しい練習で得たものすべてをぶつけろ」という意味だそうです。
そうか、そういう「静かな闘志」を秘めた曲だったんだ!…と、新たな発見にマンゾクです(*>∀<*)
Chuck Mangione「Give It All You Got」
…サックスもイイ味だしてます!
ディスコ「Queue」の営業終了曲でした
「Give it all you got」…これはボクにとって想い出の曲なんですよね。
…というのは、ボクが勤めていた六本木のディスコQueue(キュー)では、営業終了の曲がいつもこの「Give it all you got」だったんです。
この曲がかかるとホールの照明が灯り、営業が終了しちゃうんですよね。
この世のものとは思えぬ阿鼻叫喚の一夜が、この曲によって終わりを告げ、皆が我に返る…
そんな状況だったんですよ。
だから、この曲を聴くと
…って、感慨深いものを感じてしまうんですよね。
何度聴いてもあきない!「Fun And Games」名盤確定!
では、ざっと、曲をレビューしてみましょう。
1.Give it all you got
これを聴くと、
「やっと一日が終わった。今日も精一杯頑張った。さあ、これから自分の好きなことしよう!」
…って感じになる。
新鮮な気持ちになるんですよ。なんとも言えないイイ曲です。
2.You’re the best there is
「ディスコの饗宴が終わったけど、ボクを待ってる女性は誰もいない。でも、朝日は眩しく輝いて、いつものようにボクに元気を与えてくれる。」
…切ないような、でも「また頑張ろう」と思えるような、とってもいい曲なんですよ。
3.Pina colada
これは、アフリカとかアマゾンの現地の音楽なのかな?
原住民っぽい人達のかけ声というか、ラップで始まる衝撃的な曲。
80年代初めにジョージ・クランツの『DIN DAA DAA(ディンダダ)』って曲がありました。
もしかしたら、この曲からヒントを得たんじゃないかな?
イントロのラップから、ノリのいいフリューゲルホルン演奏に変化してゆきます。
なかなか、熱いものがありますよ。
4.I never missed someone before
これも、非常にリラックスできる名曲。
フリューゲルホルンとハーモニカが絶妙のハーモニーを奏でてます。
5.Fun and games
思わず、口ずさんでしまうキャッチーなメロディー。
- リズムギター
- ベース
- トランペット
…が奏でる「アンサンブル」がとても心地良いです。
いつのまにか、体を揺らしてしまう不思議なナンバー。
これはイイですよ~。
まとめ
というわけで、チャック・マンジョーネのアルバム「Fun And Games」!
ヒット曲「Give it all you got」を始めとして、名曲ばかり。
何度聴いてもあきない名盤です!
インストが好きな人は、ぜひ聴いてみてください。